【2025年版 総合】福岡市 不動産売却相場の動向分析と今後の需要予測
2022年~直近にかけての、福岡市における一戸建て、マンション、土地それぞれの売却相場の動きを振り返りつつ、2025年以降はどこのどのような物件に需要がありそうかの予測もしています。
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福岡市 一戸建て
(築古・中古)売却相場の2022年から現在までの動向分析と2025年以降の需要予測trends
・福岡市 中古一戸建ての売却価格推移
【表 2022年から直近の一戸建ての平均売却価格推移(単位:万円/月 )】
2022年度はこれくらいで売れました
仲介 3,588万円で売れました
買取 2,512万円で売れました
2023年度はこれくらいで売れました
仲介 3,763万円で売れました
買取 2,634万円で売れました
直近はこれくらいで売れています(県全体の月次データ)
仲介 2,413万円(2025年7月、福岡県)
成約価格は前年同月比+3.8%
参照:西日本レインズ「Monthly Summary Report 2025年7月版」pp.11
※直近値は「福岡県(福岡市を含む)」の月次サマリーに基づきます。区市町別月次は未公開のため、県平均で代表させています。
・福岡市で売れた一戸建て(築古・中古)の特徴を比較
福岡市で売れた一戸建て(築古・中古)の特徴を、年次で比較します。
2022年から2023年にかけて平均売却価格は175万円上昇(約4.9%増加)という結果になりました。
2024年は下落気味ですが大きな値崩れはなく、「築年数24年」「建物面積117㎡」「土地面積200㎡」前後の物件が多く取引されています。
【福岡市で売れた一戸建て(築古・中古)の特徴 年次推移】
※表は左右にスクロールして確認することができます。
| 売れた特徴 | 2022年 | 2023年 |
|---|---|---|
| 築年数(平均) | 24.0年 | 23.48年 |
| 建物面積(平均) | 117.41㎡ | 120.67㎡ |
| 土地面積(平均) | 200.65㎡ | 195.6㎡ |
| 価格(平均) | 3,588万円 | 3,763万円 |
参照:西日本レインズ
・2025年以降の一戸建て(築古・中古)需要予測
ずばり、
福岡市の中古一戸建ては、
- 売れやすい状況が続くでしょう。
- 博多・天神の中心エリア以外でも、アクセスの良い郊外での需要も見込めます。
中古一戸建ては安定した需要が続く
2022年から2024年にかけて福岡都市圏の中古一戸建て成約は大きく落ち込まず推移。最新の四半期レポートは下記より確認できます。
参照:公益社団法人 福岡県宅地建物取引業協会「ふれんず市況レポート(最新 2025.07-09)」
【2022年~2024年の中古一戸建て成約件数比較】
※表は左右にスクロールして確認することができます。
| 9月時点 | 2022年 | 2023年 | 2024年 |
|---|---|---|---|
| 成約件数 | 433 | 456 | 531 |
参照:ふれんず市況レポート – 公益社団法人 福岡県宅地建物取引業協会
また、全国の多くの都市で人口が減少しているなか、福岡市は年々人口が増加しています。
「推計人口(毎月1日現在)」の最新(2025年12月1日)では 1,672,003人/世帯数789,361。前年同月から増加しています。
2024年時点の年齢構成は、隣県の熊本市や大阪市と比べても老年人口が相対的に少なく、生産年齢人口が厚い構造です。
参考:福岡市役所 総務企画局|福岡市推計人口
参考:福岡市「推計人口・登録人口」/大阪市「年齢別推計人口」/熊本市統計情報室(人口統計)
【年齢構成・都市比較】
※表は左右にスクロールして確認することができます。
| 福岡市 | 熊本市 | 大阪市 | |
|---|---|---|---|
| 年少人口(15歳未満) | 約13% | 約13% | 約10% |
| 生産年齢人口(15~64歳) | 約65% | 約60% | 約65% |
| 老年人口(65歳以上) | 約22% | 約27% | 約25% |
家の主たる購買層である「生産年齢人口」の多さは、2025年以降も中古一戸建て需要の下支えになるでしょう。
参考:福岡市役所|「福岡市の将来人口推計」
参考:大阪市役所|年齢別推計人口
参考:熊本市統計情報室
アクセスの良い郊外の需要は継続的に高い
新築一戸建ては資材高騰等の影響で全国的に価格上昇が続いており、中古一戸建てへの関心が高い状況です。
福岡市は鉄道やバスが多く、市内アクセスが良好なため、中心地から離れた郊外でも需要が見込めます。
今後ニーズの高まりが見込まれるのは「南区」「城南区」。城南区は地下鉄七隈線の博多駅延伸(2023年開業)によりアクセスが改善しました。
福岡市 中古マンション売却相場の2022年から現在までの動向分析と2025年以降の需要予測trends
・福岡市 中古マンションの売却価格推移
【表 2022年~直近の中古マンションの平均売却価格推移(単位:万円/月 )】
2022年はこれくらいで売れました
仲介 2,417万円で売れました
買取 1,692万円で売れました
2023年はこれくらいで売れました
仲介 2,522万円で売れました
買取 1,765万円で売れました
直近はこれくらいで売れています(県全体の月次データ)
仲介 2,706万円・㎡単価 40.4万円(2025年7月、福岡県)
出典:西日本レインズ「Monthly Summary Report 2025年7月版」pp.12
参照:西日本レインズ
・福岡市で売れた中古マンションの特徴を比較
福岡市で売れた中古マンションの特徴を、年次で比較します。
福岡市の中古マンションの平均売却価格は2024年にかけて上昇傾向。
「築年数25年前後」「専有面積62㎡前後」が市場のボリュームゾーンです。
【福岡市で売れた中古マンションの特徴 年次推移】
※表は左右にスクロールして確認することができます。
| 売れた特徴 | 2022年 | 2023年 |
|---|---|---|
| 築年数(平均) | 24.8年 | 25.58年 |
| 専有面積(平均) | 63.66㎡ | 61.89㎡ |
| 価格(平均) | 2,417万円 | 2,522万円 |
参照:西日本レインズ
・2025年以降の中古マンション需要予測
ずばり、福岡市の中古マンションは、
- マンション需要は引き続き強く、今後も継続する見込みです。
- 「中央区」「博多区」など都心部や近接エリアで需要が高まる見通しです。
マンション需要は高く、今後も継続していく見込み
売却価格が上昇している一方で、成約件数も底堅く推移しています(最新の四半期レポートは下記をご参照ください)。
参照:公益社団法人 福岡県宅地建物取引業協会「ふれんず市況レポート(最新 2025.07-09)」
【2022年~2024年の中古マンション成約件数比較】
※表は左右にスクロールして確認することができます。
| 9月時点 | 2022年 | 2023年 | 2024年 |
|---|---|---|---|
| 成約件数 | 1,506 | 1,409 | 1,638 |
参照:ふれんず市況レポート – 公益社団法人 福岡県宅地建物取引業協会
総務省の住宅・土地統計(2018→2023更新)でも、福岡県は共同住宅(マンション等)の比率が高い地域で、マンション志向が強い傾向があります。
参照:e-Stat「住宅・土地統計調査(2018・2023)」
【一戸建て比率・共同住宅比率】
※表は左右にスクロールして確認することができます。
| 2018年 | 一戸建て比率 | 共同住宅比率 |
|---|---|---|
| 全国平均 | 64.4% | 32.7% |
| 福岡県 | 44.3% | 52.8% |
参照:総務省統計局|「社会生活統計指標 −都道府県の指標− 2022」
以上のことから、福岡市は一戸建てよりもマンションを好む県民性があり、中古マンションを売却しやすい傾向にあります。
福岡市の中心地に近ければ近いほど売れやすい
福岡市では再開発が活発です。とくに「天神ビッグバン」と「博多コネクティッド」が進行中。
- 天神:ONE FUKUOKA BLDG.(2025年4月開業)などの開業が続く(福岡市:天神ビッグバン)
- 博多:駅周辺での建替え・再編が継続(福岡市:博多コネクティッド)
都心近接・主要駅アクセス良好なエリア(中央区・博多区、隣接の南区・東区など)は、今後も相対的に売れやすいでしょう。
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福岡市
土地売却相場の2022年から現在までの動向分析と2025年以降の需要予測trends
・福岡市 土地の売却価格推移
【表 2022年~直近の土地の平均売却価格推移(単位:万円/月 )】
2022年はこれくらいで売れました
仲介 3,336万円で売れました
買取 2,335万円で売れました
2023年はこれくらいで売れました
仲介 3,571万円で売れました
買取 2,500万円で売れました
直近はこれくらいで売れています(動向)
地価は全区で上昇が続き、住宅地・商業地ともに強含み。
出典:福岡市「令和7年地価公示(福岡市分)」
参照:西日本レインズ
・福岡市で売れた
土地の特徴を比較
福岡市で売れた土地の特徴を、年次で比較します。
2022年から2023年の平均売却価格は235万円上昇(約7.04%上昇)。2024年は一時的に下落に転じたものの、様々な価格帯の土地が取引されたことによるブレで、需要が減退したわけではありません。
2022年から2023年にかけて「面積206㎡」前後の土地が多く取引されました。
【福岡市で売れた土地の特徴 年次推移】
※表は左右にスクロールして確認することができます。
| 売れた特徴 | 2022年 | 2023年 |
|---|---|---|
| 面積(平均) | 208.12㎡ | 204.7㎡ |
| 価格(平均) | 3,336万円 | 3,571万円 |
参照:西日本レインズ
・2025年以降の土地需要予測
ずばり、福岡市の土地は、
- 2025年以降も福岡市全域で需要は堅調です。
- 今後は中心地だけでなく、郊外でも需要が高まるでしょう。
福岡市全域で上昇する地価
福岡市の令和7年地価公示(2025年3月公表)では、住宅地+9.0%/商業地+11.3%/工業地+14.8%と、全用途で上昇。区別平均価格・変動率の資料も公開されています。
【福岡市の住宅地の地価上昇率】
※表は左右にスクロールして確認することができます。
| 住宅地 | 2023年 | 2024年 |
|---|---|---|
| 中央区 | 10.4% | 11.3% |
| 博多区 | 12.9% | 14.8% |
| 早良区 | 7.6 % | 9.7% |
| 東区 | 7.4% | 8.6% |
| 南区 | 7.2% | 8.5% |
| 西区 | 6.4% | 8.4% |
| 城南区 | 6.5% | 8.3% |
都市開発やマンション用地の需要の競合が福岡市の地価を大きく押し上げており、なかでも、市の中心部である「中央区」や「博多区」の住宅地の地価上昇が目立っています。
上表のように福岡市全区で地価が上昇しているとおり、福岡市全域で土地が高く売れやすい状況が続いています。
注目すべきは「早良区」エリア
早良区は住宅地の上昇が目立ち、平均㎡単価でも上位。利便性・生活利便施設・教育環境・自然環境がバランスよく、空港線・七隈線のダブルアクセスも強みです(空港線「室見」「藤崎」「西新」/七隈線「次郎丸」「賀茂」「野芥」など)。
【福岡市の住宅地平均㎡単価】
※表は左右にスクロールして確認することができます。
| 福岡市 | 平均㎡単価 |
|---|---|
| 中央区 | 49万9,700円 |
| 早良区 | 23万900円 |
| 博多区 | 22万5,200円 |
| 南区 | 20万1,400円 |
| 城南区 | 17万1,400円 |
| 西区 | 13万7,000円 |
| 東区 | 12万8,200円 |
早良区の住宅地の需要が高まっている理由は、利便性に優れ生活しやすい点が挙げられます。
例えば、西新や藤崎には「西新中央商店街」や「藤崎通り商店街」があり、日常のお買い物には困りません。
また、「シーサイドももち海浜公園」や「野河内渓谷」といった自然溢れるスポットも多数あります。
加えて、区内には「修猷館高等学校」や「西南学院大学」、この他にも歴史のある学校が複数あり、文教地区としてファミリー層からのニーズが高いです。
さらに、早良区は空港線、七隈線が通っているため、中心地である天神や博多駅へのアクセスが抜群です。
天神に近い地下鉄空港線沿線の「室見駅」「藤崎駅」「西新駅」周辺はもちろん、博多駅まで延伸した地下鉄七隈線沿線の「次郎丸駅」「賀茂駅」「野芥駅」周辺の土地は需要が高いでしょう。
なお、沿線周辺エリアは早良区に限らず、他の区でも同様に高く売却しやすいため、該当する土地を保有している場合は売却を検討してみてもいかがでしょうか。
福岡市の不動産市況に関連する重要マクロデータの推移trends
・人口推移と人口増加率
人口は増加傾向
推計人口(毎月1日現在)の最新(2025年12月1日)は 1,672,003人/世帯数 789,361。前年同月から増加しています。
将来推計では、2040年頃に170万人超でピークとされ、その後緩やかに減少する見込み。
・年齢構成について
少子高齢化は進行も、生産年齢人口は相対的に厚い
2024年末時点の構成:年少人口約13%、生産年齢人口約65%、老年人口約22%。大都市の中では相対的に若い構成です。
参考:福岡市「推計人口・登録人口」/大阪市「年齢別推計人口」/熊本市統計情報室(人口統計)
・世帯数について
世帯数増加による明るい影響
2025年12月時点の世帯数は 789,361世帯。1世帯当たり人員の減少も背景に、世帯数の増加は価格の下支え要因です。
参考:福岡市役所 総務企画局|福岡市推計人口
参考:福岡市役所 総務企画局|推計人口・登録人口
参考:福岡市役所 総務企画局|福岡市の将来人口推計
参考:福岡市役所 総務企画局|令和2年国勢調査 人口等基本集計結果概要
参考:福岡市役所 総務企画局|福岡市統計書(平成26年(2014年)版)
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